100均で買えるスッポンの力!トイレ詰まりをプロ並みに解決する方法

100均スッポン
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排水マスタースタッフ

現役の水道・排水管清掃のプロとして、年間数百件のトラブルを解決しています。
業界歴10年以上で、住宅の排水管から店舗や工場の大規模設備まで、幅広い現場を経験。特に「詰まり」の解決を得意としています。

「水回りのトラブルで困る人を少しでも減らしたい」という思いから、専門知識や実体験をもとに役立つ情報を発信中。プロ目線で分かりやすく、誰でも実践できるアドバイスをお届けします。

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私が提供する情報は、現場で培った実績と最新の知識に基づいています。ご家庭や職場での水回りのお困りごと解決の参考になれば幸いです。

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トイレ詰まりを100均のスッポンで解決!プロが教える徹底ガイド

突然のトイレ詰まりは、誰もが一度は経験する悩みです。トイレが使えない状況は非常に困りますが、実は100均で購入できるスッポン(ラバーカップ)があれば、自力で解決できることが多いのです。本記事では、プロの排水管清掃業者である私が、100均のスッポンを使った詰まり解消の方法を徹底解説します。また、詰まりの原因や予防策、スッポン以外の対処法も詳しく紹介します。この記事を読めば、トイレ詰まりの対応力が格段にアップします!


1. トイレ詰まりの原因と見分け方

トイレ詰まりの原因は多岐にわたります。原因を特定することで、適切な対処法を選べるようになります。

トイレ詰まりの主な原因

  1. トイレットペーパーの使いすぎ
    一度に大量のトイレットペーパーを流すと、水に溶け切らず詰まりを引き起こします。
  2. 異物の流入
    おもちゃ、ウェットティッシュ、生理用品など、トイレに流してはいけないものが原因になることがあります。
  3. 排水管の汚れや老朽化
    長年の使用で排水管内に汚れや尿石が蓄積し、詰まりを引き起こします。

詰まりの種類

  • 軽度の詰まり
    水がゆっくり流れるが、完全には排水されない状態。トイレットペーパーの流しすぎなどに多い症状です。ボールペンなどの細長い物を流した場合も同様の症状が出る場合があります。
  • 中程度の詰まり
    水が流れず、便器に溜まってしまう状態。
  • 重度の詰まり
    水を流すと逆流してくる状態。排水管全体もしくは、外の桝に問題がある可能性も。

2.ゴム製ラバーカップ(スッポン)は 100均でも買える!

100均で販売されているスッポンは、軽度から中程度の詰まりに効果的です。
主に、トイレットペーパーの流しすぎに使えます。
詰まりの原因が、おもちゃや、スマホ。オムツなど流したものがわかっている場合や固形物が疑われるときは、スッポンを使用してはいけません。

  1. ラバーカップ(ゴム製)
    一般的な長いタイプのスッポンで、便器の排水口に密着させて使います。
  2. ミニサイズ
    小型で取り回しやすいですが、吸引力が劣る場合があります。

選び方のポイント

  • 吸引力を重視
    ゴム部分が厚めで弾力があるものを選びましょう。
  • 便器の形状に合ったサイズ
    スッポンが排水口にしっかりフィットするサイズを選ぶことが重要です。100均だとあまり種類は無いかもしれません。その場合は、ホームセンターなどで販売していますので便器に合ったタイプを購入しましょう。
  • 耐久性を確認
    あまりに薄い素材は、数回の使用で破損する可能性があります。

3. スッポンを使ったトイレ詰まり解消の手順

スッポンを使う際には、正しい手順を守ることが重要です。以下に具体的な手順を解説します。記事を読むのが苦手な方は参考動画もありますのでそちらを見てください。

手順

  1. 便器内の水位を確認する
    水位が高すぎる場合は、バケツで少し水を取り除きます。ただし、水がある程度残っていることが必要です。
  2. スッポンを排水口に密着させる
    ゴム部分が完全に密着するように配置します。隙間があると吸引力が弱まります。
  3. ゆっくり押し込み、素早く引き戻す
    押す動作はゆっくり、引く動作は素早く行うことで、水圧を利用して詰まりを解消します。間違ったやり方といして、必死にスッポンを押し込む方がいらっしゃいますが、正確には押した後の引くが重要です。
  4. 繰り返す
    数回試し、水がスムーズに流れるか確認します。参考動画

注意点

  • 強く押しすぎると便器や排水管を傷つける可能性があります。
  • 何度やっても解消しない場合は、他の方法を試すか業者に依頼しましょう。

4. スッポンで解決できない場合の対処法

スッポンで解決できない場合、以下の方法を試してみましょう。

  • ドレンクリーナー
    ワイヤー状の清掃ツールで、深い詰まりに対応。
    トイレ用のワイヤーはいくつか種類がありますが、便器が傷つかないタイプがおすすめです。 便器が傷つきずらいトイレ用ワイヤー
  • 高圧洗浄機
    排管に詰まりが発生した場合には高圧洗浄が必要になります。
    強力な水圧で詰まりを解消します。
    ただし、家庭用では限界があるため、専門業者に依頼するのがおすすめですし安上がりです。

5. トイレ詰まりを予防するための日常ケア

トイレ詰まりを未然に防ぐためには、日常的な注意が重要です。

主な予防策

  1. トイレットペーパーの使用量を控える
    一度に流す量を減らし、複数回に分けて流す習慣をつけましょう。
    トイレットペーパーを流す際は、水をケチらず大で流しましょう。
  2. 異物を流さない
    当たり前ですが、トイレにはトイレットペーパー以外のものを流さないよう徹底してください。
  3. 定期的な清掃
    排水管内の汚れや尿石を除去するために、定期的にトイレ清掃は必要です。

6. プロ業者に依頼する場合のチェックポイント

詰まりが深刻な場合は、プロの業者に相談するのが最善の選択です。

業者選びのポイント

  • 料金が明確であること
    作業前に見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。
  • 口コミや評判を確認
    インターネットや口コミサイトで信頼性をチェックします。(特に格安!と書かれている業者は疑った方が良いです)

7. Q&A:よくある質問にプロが回答

Q1. スッポンで解決できない詰まりはどのようなものですか?

A. 排水管の深部に異物が詰まっている場合や外桝(マンホール)、汚れが固着(尿石など)している場合、スッポンでは対応できないことがあります。この場合は専門業者に依頼した方が良いです。無理やりスッポンをした場合などに、漏水したり排管の奥に異物が入り込んだりと危険です。特にマンションにお住まいの方は漏水に注意です。

Q2. 100均のスッポンと高価なスッポンの違いは?

A. 高価なスッポンは耐久性や吸引力が優れており、繰り返し使用する場合に適しています。100均のものは一時的な使用に適していると考えるといでしょう。


8. まとめ

トイレ詰まりは100均のスッポンでも十分解決できる場合があります。
本記事で紹介した手順を実践し、トイレのトラブルに備えましょう。もしスッポンで解消しない場合や深刻な問題がある場合は、プロの業者に相談することをおすすめします。日常的なケアを行い、トイレを快適に使い続けましょう!

 

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